子供がADHDかチェックする方法は?

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子供のADHDをチェックする方法について

「ADHDです」と初診で即座に判断される事はまずありません。

 

子供のADHDの判断には慎重さが要求されるからです。

 

子供の様子を目で見てチェックして、

親からは子供の学校生活や家での生活の事などを細かくヒアリングして、

丁寧に判断するのです。

 

 

では、専門医はどのような部分に重点をおいて

ADHDか否かを判断しているのでしょうか。

 

確認手段1:家での様子

 

家での子供の様子がADHDかどうかを判断する上では大切です。

 

・保護者との約束を当日に忘れる

・遊んでいる最中に、別のおもちゃに心変わりしやすい

・叱られている事を認識していても、話に最後まで集中できない

・上の空で、すぐそばで話しかけても頭に入っていない

・会話の最中に興味が別の事に動く

・最後まで話を聞く事ができない

 

子供がADHDだとこのような事が多くなり、

それが「たまに」ではなく「毎日」の事になってしまいます。

 

ただ、これは小学校に入る前くらいの活発な子供には、

誰しも多かれ少なかれある事なので、

これだけで「私の子供はADHDだ」と

決めつけるのは止めましょう。

 

確認手段2:学校生活での態度

 

学校の中での過ごし方もADHDかどうかを

判断する上ではとても大切なポイントです。

 

・遠足等で集団行動ができない事が多い

・先生から聞かれた事の意味が分かっていない場合が目立つ

・授業中にイスから離れてしまう

・非常に運動が不得手

・プリントや連絡帳などの忘れ物が多い

・発言に一貫性がない

・相手の発言に自分の発言をかぶせてしまう

・友人との会話のやり取りが上手くいかない

 

学校での集団生活中で、このような状態になっているかどうかも

重要な判断基準となります。

 

「決められた行動」を取る事がADHDの子供には難しく、

初めは我慢できていても、だんだんと「ルール内の行動」をしたくなくなり、

身勝手な行動が増えてしまいます。

 

ただ、小学生になった直後に

このような状態になる子供は珍しいです。

ことに幼稚園から進学してきた場合は、

机に長時間座っている日々は未経験ですから、

上記のような行動はあまり取りません。

 

ですから、最低でも小学生になってから2ヶ月か3ケ月程度は経ってから、

ADHDかどうかの判断を始めるのが普通です。

 

ここまで、学校・家での生活の中での確認項目をざっとお伝えしました。

 

実は小学生になる前の子供の場合は、

ADHDの確認項目にいくつか該当するのは当然の事であり、

それが医療機関での共通認識となっています。

 

ADHDに対して日本人はやや繊細になっていますが、

確認項目に少しくらい該当するからと言って、

すぐに「ADHDなんだ」と決めてかかるのは止めましょう。

 

他人とのコミュニケーション能力、集団生活での(暗黙の)ルールなどは、

普通は成長と一緒に身に付けていくものです。

 

ですから、単純に当てはまるか否かではなく、

「その項目において進歩がない」という時に、ADHDであると判断される事が多いです。


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