ADHDの子供の二次障害について。どんな障害があってどのように対処していけばよい?

目安時間:約 5分

ADHDの症状は基本的には

「注意欠如」と「多動」の二つです。

 

それだけ見ていると元気が有り余っている子供、

という感じがするのですが、

社会生活においては時にそれが

人間関係における障害に

なってしまう場合があります。

 

特に集団生活においては

その問題が起こりやすいです。

 

そして人間関係で生まれた軋轢が

ADHDの子供に新たなストレスを

与えてADHDとは別の症状を

生み出してしまう事も多いです。

 

それが二次障害と呼ばれるものです。

 

ADHDで起こるとされる二次障害は

人間関係から生まれるものが多いです。

 

また発症年齢は小学校なら

中~高学年以上となります。

 

■ADHDの二次障害1:過剰な緊張

これはADHDの症状に対する周囲の

反応から引き起こされる事が多いです。

 

ADHDの子供は最初から

緊張している訳ではありません。

 

ですが周囲の人は「忘れないのが普通」と

考えている人たちばかりです。

 

そんな中で何か話す内容を忘れてしまった時、

周囲が「まだかなまだかな」と

待ち構えている状況になると

「思い出さないといけない」と

自分を追い詰めてしまいます。

 

その結果、何かを話す場において

「忘れるわけにはいかない」と

過剰に緊張してしまうようになります。

 

■ADHDの二次障害2:対人恐怖症

これは「注意欠如」による失敗を

何度か繰り返してしまう事で

起こりやすい二次障害です。

 

ADHDに理解のある人であれば

気にしない話ですが「また忘れた」

「忘れてばかりだ」と

責めるような対応を何度も

されてしまうと徐々に人と

向き合う事ができなくなってしまいます。

 

誰もが自分を責める訳ではないのに

「忘れたらまた責められる」

という不安が心を占拠してしまうのです。

 

■ADHDの二次障害3:不登校、引きこもり

先の項目で紹介していた「過剰な緊張」や

「対人恐怖症」などの二次障害が進んでいくと

「抑うつ感情」の発生に繋がってしまい、

最悪の場合は「不登校」

「引きこもり」の状態までが起こります。

 

これは明らかな「失敗体験」によって

自分で自分を追い込んで

しまっている状態です。

 

ここまで来るまでに色々な形で

傷ついているので

回復するまでには少し時間が

必要かもしれません。

 

■ADHDの二次障害を防ぐ為に必要な事

ADHDの二次障害を防ぐ為には

何が必要なのか。

 

それはADHDの子育てと同じ事です。

 

〇小さな成功体験を積み重ねる事
〇家族がその子を認める事で

 居場所を確立しておく事
〇子供が自分の特徴を理解しておく事

 

これだけで十分です。

 

誰もがADHDに理解を

示す訳ではありません。

 

理解をしてくれる人もいれば

してくれない人も出てきます。

 

どちらの人と関わったとしても

しっかり地に足をつけて

向き合える様になっていれば

二次障害は起こる理由が無くなります。

 

難しい書き方をしましたが、

要は「自己肯定感」を持った

子供にしておけば

二次障害なんて

吹き飛ばしてくれるという事です。


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