ADHDの子供に時間管理を上手にさせる方法はある?

目安時間:約 5分

ADHDの2大症状の1つ「注意欠陥」は、

時間に対する注意力も散漫になります。

 

その為「約束事」等の時間の厳守が

非常に苦手なのがADHDの子供の特徴です。

 

これは結果としては「時間を守れない」

という形になっていますが、

ADHDの子供にとっては「時間を守っていない」のではなく

「他の事に夢中になっていた」「他に優先すべきものがあった」

「約束事に興味がなかった」という感情の結果に過ぎません。

 

このADHD特有の心情を汲み取らずに

「ADHDであっても約束事は約束事」として

守らなかった事実を責めると子供は余計に

殻に閉じこもってしまいます。

 

「時間を守らなかった」ということよりも

「嫌なことを押し付けられた」という感情が

強くなってしまうからです。

 

そこで今回はADHDの子供に時間管理を

上手にさせる為の方法について紹介をしていきます。

 

時間管理を上手にさせる方法1:ちょっとした御褒美をセットにする

ADHDの子供は基本的に「目の前のこと」

で精一杯なことが多いです。

 

ですので、先の決まりごと・約束事は意識の外に

出てしまうケースが非常に多くなります。

 

そこで時間を守った場合に子供が大好きな「何か」を

プレゼントすると「時間を守る=自分にメリットがある」と

感じて守るべき時間を守る様になります。

 

ただ、これは「目的のために時間を守るだけ」

となってしまう場合もありますので、

あくまで先方に迷惑をかけるわけにはいかない、

という様な場合に限定して活用すべき方法となります。

 

時間管理を上手にさせる方法2:予め遅刻を組み入れた時間設定をする

ADHDの子供は本当に時間管理が苦手です。

 

ですので、苦手なことを無理にさせるよりも

身近な大人が少しだけ先回りして時間管理を

上手にできるように訓練をしていくのが適切です。

 

最初からテキパキと動ける子供は少ないですので、

最初はかなり余裕を持って時間管理に取り組みます。

 

予定時刻を本来の予定時刻の1時間前くらいに設定して

本人に時間管理を促すくらいで良いでしょう。

 

最初は平気で遅刻していた子供も、

段々と遅刻の時間が短くなっていき、

最後は予定時刻をしっかり守れるようになるケースが多いです。

 

ADHDの子供も経験と共に成長します。

ただ時間管理に関しては少しマイペースなだけなのです。

 

時間管理を上手にさせる方法3:時間を守ったことを成功体験として感じさせる

ADHDの子供に時間管理を学んでもらう為の

1番の王道がこれです。

 

最初は守れなくて当たり前。

それが守れた場合にはしっかりと褒めてあげること。

遅れたことは責めずに守れたことをただ褒める。

新卒社員の育て方と同じです。

小さな成功体験を積み重ねる事で

自分に自信を持ってもらいます。

 

それによって「時間を守る」という概念が

芽生えてくれば、後は周囲が気にしなくても

「守るべき時間」をしっかり守れるように成長していくのです。

 

大切なことはとにかく「しっかり褒めてあげること」です。

 

以上、ADHDの子供に時間管理を上手にしてもらう為の

方法についてまとめました。

 

ADHDだからと諦めることはありません。

ADHDは別に時間管理ができない病気ではないのですから。

 

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ADHDの子供の偏食を治す方法はある?

目安時間:約 5分

基本的には「多動」「注意欠陥」という2大症候が

知られているADHDですが、

実は「偏食」という特徴も見受けられます。

 

ADHDで偏食?と疑問に感じる保護者も多いですが、

基本的には「関心事にはのめり込み、

関心のない事には興味がわかない」という

ADHD特有の症状の延長線にあるものだと

考えるとわかりやすいです。

 

そこで今回はADHDの偏食について、

ADHDの子供の偏食を治す方法についての紹介をします。

 

■ADHDの子供の偏食は「嫌い」な何かが潜んでいる

ADHDの子供はADHDではない子供に比べて

「好き嫌い」の感情がはっきりと出てきます。

 

それは「食事」においても同様です。

 

自分が関心のある「好きな」食品は

何度でも食べたがりますし、

一方で自分が関心がない、むしろ「嫌い」と

感じた食品に関しては食べるのはもとより、

時には見るのも近づくのも嫌というケースも出てきます。

 

その「嫌だ」という感情の表現方法こそ

強めかもしれませんが、その根っこは

ADHDでない子ども達の偏食と何ら違いはありません。

 

何も遺伝子の問題によって起こる偏食では無いのです。

だから「何が嫌いなのか」をしっかりと

把握した上で対応すれば特に問題はありません。

 

■理由1:食品の匂いが嫌だという場合

好きな人にはたまらない「食品特有の匂い」ですが、

嫌いな子供にとっては全く不快感にしかなりません。

 

それはADHDの子供でも同じことです。

 

もし、偏食の原因が「食品の匂い」である場合は

生で出さずに加熱調理や煮込みによって

特有の風味を飛ばしましょう。

 

素材の味を活かせないのは残念ですが、

食べさせる事を優先するなら

今は「食べる」事にだけ集中すべきです。

 

■理由2:食品の歯応えが嫌だという場合

生野菜やキノコ類などの独特の歯応えが嫌だという場合、

煮込んで柔らかくする、刻んで原型を留めないくらいにして

混ぜ込むといった方法が適しています。

 

誰もが一度はやったことがある

「カレーの中に野菜を刻んで入れる」のは

その代表例です。

 

煮込めば歯応えはなくなる上に栄養が

全て溶け込むので特にデメリットもありません。

 

■理由3:食品の味が嫌だという場合

野菜に多い理由となりますが

「味がもう駄目」という場合は

調味料で上手に味を変えてしまいましょう。

 

「この食品=この味」という固定観念を

吹き飛ばす良い機会にもなります。

 

形を見た瞬間に味を固定観念で固めてしまう場合には

細かく刻むなどの方法で

「知らない間に食べて美味しいと感じていた」

という既成事実を作るのが効果的です。

 

「こんなに美味しいんだ」と

本人の苦手意識が薄らいでいきます。

 

以上、ADHDの子供が偏食だった場合の

対処法を紹介しました。

 

ADHDだからといって偏食のメカニズムが

特有ということはありません。

 

あくまで感じ方がより繊細になっているだけです。

 

ですので、難しく考えずに身近な方法で

「少しずつ食べる習慣」を本人も気付かない形で

進めていくのが効果的です。

 

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カテゴリ:ADHDについて  [コメント:0]

ADHDの子供の暴言、暴力にはどう対処していけばいい?

目安時間:約 5分

ADHDの子供は自分を表現する事が苦手な場合があります。

 

そんな場合、時に暴力的な態度・行動を取る場合があります。

暴力まではいかなくても暴言を吐くケースも出てきます。

 

それは「自分の気持ちをコントロールできていない」か

「自分が状況にうまく適応できていない」かの

どちらかであるケースが殆どです。

 

ADHDの子供だからといって何も特別な理由はありません。

 

「理由があってイライラする」だけであり

「適切な伝え方」がわからずに思わず乱暴な言葉遣いや

行動といった結果に繋がっているだけです。

 

そこで今回はADHDの子供が暴力的な行動、

暴言を吐く場合の対処法について紹介します。

 

■行動・言動より「原因」を重視しよう

ADHDの子供が暴力的になっている場合、

必ず「暴力的にさせる何か」がその子供の周辺に存在しています。

まずはそれを見つけることが先決です。

逆を言えばそれを見つけることができれば殆ど解決したも同然です。

 

■原因1:子供が自分の感情をコントロールできていない(パニック)

自分の気持ちがコントロールできていない場合は

あまり急いで解決を図らないことです。

 

子供は自分の気持ちを持て余している時点で

軽いパニックになっています。

 

そこに現実的な解決策を持ち込もうとしても逆効果です。

溢れる感情を爆発させて更に暴力的な行動や言動が増えてしまいます。

 

現時点ではそれが精一杯の自己表現だからです。

 

そんな時は慌てず、焦らず、うまく距離を

保ちながら見守りましょう。

 

大抵の保護者はここで「無理に止める」

「汚い言葉を責める」といった行動に出て

状況が悪化します。

 

それは単に火に油を注いでいるだけなのです。

 

■原因2:状況を自分でコントロールできないイライラ

自分が思い描くように物事ができない、うまくできない。そんなイライラが溜まると時に暴力的な行動や言動、いわゆる「投げやり」な態度が出てきます。

 

そんな状況の場合は「その状況」から子供を一旦引き離しましょう。状況に飲み込まれている場合は常にストレスが掛かり続けています。いわゆる「ドツボにはまる」状態ですからADHDでなくてもストレスです。なのでADHDの子供を留めておく理由はありません。

逃げるのではなく「小休止する」というニュアンスでうまく子供を動かしましょう。外の空気を吸う、お菓子で小休止などの軽い気分転換で十分です。

 

■ADHDの特徴を理解しておけば大丈夫

ADHDの子供は関心事には強いが

無関心の場合は苦痛にしか感じません。

 

普通の子供が「嫌だけどしなくちゃ駄目」

と考えている事は「嫌だからしたくない」となる事も多いです。

 

そこを無視して「でもしなきゃね」と

押し付けてしまうと一気にストレスを溜め込んでしまいます。

 

こうしたADHD特有の心理をしっかり理解しておけば

日常の中で「あ、これはキャパオーバーぽいな」と

見えてくることも増えていきます。

 

後は感情が「言動や行動」に溢れ出してくる前に

周囲がフォローをしてあげる事で

暴力的な行動・言動は落ち着いていくでしょう。

 

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ADHDの子供がパニックを起こした時の対処法は?

目安時間:約 5分

ADHDの子供は1度パニックを起こすと

中々落ち着いてはくれません。

 

プライベートな空間であれば

特に問題はありませんが、それが公共の場になると

一緒にいる保護者には大きなストレス・負担と

なってしまいます。

 

ですが、そこで無理やり大人しくさせようとしても逆効果です。

火に油注ぐ形になるだけでしょう。

 

そこで今回はADHDの子供がパニックを

起こした時の対象法について紹介をします。

 

■「パニック」には必ず原因があるのでそれを見極める。

ADHDの子供がパニックになるのは

「状況に適応できていない」からです。

 

目の前で起こっていること、

あるいは要求されていることが

本人の心キャパシティ・オーバーとなっており、

ひとつの物事を自分の中で処理する前に

次の物事が舞い込んでいるような状況、

つまりは「心の自転車操業」になっています。

 

そんな状態である事を考えず

「冷静に適応・対応すること」を

求めてしまうと更にパニックを助長するだけです。

 

必ず周囲が「何故?何が?」と

当人のパニックの原因を絞り込むようにしましょう。

 

■対処するのは子供ではなく周囲の人間

ADHDの子供がパニックを起こしている場合に

取れる解決策は主に二つあります。

 

1:その状況から遠ざける

2:大人などの頼れる存在が間に入る

 

基本的にADHDの子供のパニックは

このいずれかの対応で解決がつきます。

 

ただし、今後の事も考えて

「パニックを落ち着かせる」という結果にだけ

拘るのではなく「どうしてこんなことになったのだろうか?」と

細かい因果関係を見直すようにしてください。

 

その経験が今後に必ず活きていきます。

 

■解決策1:その状況から子供を遠ざける

状況から遠ざけるというのは

パニックの原因環境から一旦離脱するということです。

 

集団や状況から一旦距離をおいてリラックスを促します。

外から強制的に環境を変えていく方法です。

 

子供は押し寄せる要求や情報の波が収まった時点で初めて

「心の整理整頓」が可能となります。

 

後はゆっくり落ち着かせたら大丈夫です。

 

■解決策2:大人などの頼れる存在が間に入る

大人などの頼れる存在が間に入るとは、

環境から引き離すのではなく

「誰かが状況を引き継ぐ」という事です。

 

パニックを引き起こしている状況を

コントロールできる人間が

ADHDの子供の代わりに対処し、

子供に対して安心感を与える形になります。

 

「もう大丈夫、後は任せろ」というメッセージを

しっかり子供に伝える事が大事です。

 

ADHDの子供が話す事ができなくなっている場合には代弁をし、

作業が上手にできていない場合は作業を手伝うなど、

環境から引き離さなくても状況を変える事で問題を解決します。

 

■ADHDの子供をプレッシャーから解放してあげればOK

とにかくADHDの子供がパニックになる場合、

目の前の状況に対応しきれていない

「情報のオーバーフロー」であるケースが多いです。

 

ADHDの子供は不安や焦りとは相性が余り良くありませんので、

そうした「心の負担」が考えられる場合は予め

「万が一」のケースを幾つか考えた上で見守るのが最善でしょう。

 

パニックを起こしたことに周囲がパニックを起こしていては

状況は余計に混乱します。

 

それよりも「パニック要因」を予め先読みしておき、

状況が動いたとしても冷静に対処できる様にしておけば

パニックはさしたる問題ではなくなります。

 

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ADHDの子供の盗み癖にはどう対処していけばいいの?

目安時間:約 6分

嘘をつくのは怯えている事が多い

怒られる、叱られる事に対して敏感になっている。

 

最初から「どうしよう、怒られる」

という気持ちになっている

 

■大前提:頭ごなしに叱るのは駄目。病気の前に正論は通じない

ADHDの子供が誰かの何かを盗んでしまった。

 

それを見つけた保護者は当然叱ります。

というよりも怒ります。

 

「人の物を盗むのは泥棒のすることよ!」

「絶対に駄目!!」と。

 

そして「相手に謝りに行きなさい!」

と引き摺ってでも連れていき

頭を下げさせます。

 

これは盗まれた相手側の留飲を

下げるという点では効果的なのですが、

ADHDの子供への対処としては

余り良い対応ではありません。

 

親の理屈は正論なのですが、

その正論は「意図的に盗んだ場合」に

通用する話であって

「病気による衝動」の前には

通用しないのです。

 

「盗んだ」という結果は同じですが

「そこに至る思考プロセス」が

全然違うのです。

 

■ADHDの子供の盗み癖への対処法1:盗る必要性をなくす

ADHDの子供が他人の物を盗む場合

「これがどうしても欲しい」

という強い欲求が沸き上がっています。

 

「今すぐ欲しい」という欲求に抗えないのです。

 

ならば「欲しい物があったらすぐに言いなさい」と

事前に約束事をしておくと良いです。

 

「人のを盗らずにお願いしたら

ちゃんと買ってあげる」と。

 

それでも盗った場合は「約束破り」と

「盗る行為」の二つを

しっかり諭すことができます。

 

そして二つをしなければ欲しい物が

手に入るという理屈も改めて伝えられます。

 

即効性があるかないかは個人差となりますが、

抑えられない衝動性を「盗む」行為から

遠ざけるようにしましょう。

 

要は出口を用意しておくという事です。

 

■ADHDの子供の盗み癖への対処法2:「盗む」<「欲しい」の心理を保護者が理解すること

子供が「盗む」という行為に

至るのは結果に過ぎません。

 

どうしても欲しいものがあるのに

「手に入らない」と思うから

止む無く手を伸ばすのです。

 

保護者は「盗む」という結果の行為にばかり

目を向けてしまいますが、

子供の中に渦巻いているのは善悪よりも

「それが欲しい」という素直な欲求だけです。

 

「普通は欲しくても盗らない」という

理屈が頭に浮かぶと思いますが、

そもそも子供はADHDであり

神経系が一般の子供と少し違うのです。

 

神経系統に異常が無い子供の論理を

押し付けること自体ナンセンスです。

 

一般社会の論理が時に通じない事もある。

 

その上でどう子供と向き合うかを

保護者は考えていきましょう。

 

多くの保護者が「一般論」で考えて

「一般的な対応(叱りつけて謝罪)」

に終始します。

 

ADHDという病気が相手の場合は

それでは何も解決していないのです。

 

ただ、相手に筋を通しただけの話です。

 

■まとめ

ADHDの子供が持つ「盗み癖」は

「盗む事」が目的ではありません。

 

「手に入れる」事だけが目的です。

 

ですので「手に入る方法」を

予め用意しておけば「盗む」という

選択肢を取ることも無いのです。

 

いつまでも全てを

与える訳にはいきませんし、

常に与え続ける訳にもいきません。

 

ですが、それは成長の中で

少しずつ自分をコントロール

させていけば良いのです。

 

小さいうちから「衝動を抑えろ」

という要求をするのは

ADHDの子供には少し酷なものでしょう。

 

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ADHDの子供の忘れ物について。どのように対処していけばいい?

目安時間:約 5分

ADHDの子供は注意欠陥が見られる為に

よく忘れ物をします。

 

それに対してヤキモキする

保護者も多いようです。

 

そこで今回はADHDの子供に多い

忘れ物についての対策を

紹介したいと思います。

 

■大前提:忘れ物をしないように育てようとは思わない事

ADHDを持つ保護者が

一番やってしまう大間違いがこれです。

 

とにかく「他の子供たちと同じようにできないと」

という義務感と責任感が強すぎる為に、

わざと忘れている訳ではない子供に

強くあたってしまいます。

 

「私がいなくなったらこの子は一人」

という強迫観念のようなものが

あるのかもしれませんが、

それは絶対にすべきではありません。

 

繰り返しますが子供は

「わざと忘れた訳ではない」のです。

 

子供が「自分が悪いんだ」と

自分を追い込んでしまう様な事だけは

避けましょう。

 

むしろ親だけは

笑って許してあげるくらいでいましょう。

 

■忘れ物対策1:親が先回りしておく

ADHDの子供は基本的に

「忘れやすい」という事を

大前提にしておきましょう。

 

関心事が次から次へと移っていくので

大事な事でもあっても

無関心であれば記憶から

追い出されます。

 

そういう場合は

「ギリギリで自分が声掛けすればいい」

という状態で様子を見ておくのが良いです。

 

自分で思い出したらそれはそれで良いですし、

思い出しそうならヒントを与えても良いですし、

完全に忘れているなら保護者が

教えてあげればいい訳です。

 

いずれの場合においても

「最後は忘れない」状態を

作っておけば誰も

ストレスが溜まりません。

 

今日できなくても

来週できればいいのですから。

 

■忘れ物対策2:ルール化して「見える化」もしておく。

本人はうっかり忘れてしまう事がある訳ですから、

忘れても後から思い出せる、

気付ける環境を作っておきましょう。

 

〇学校から帰ったらプリントを出す
〇プリントは机の上に置いておく
〇何もない場合は

「無い」という事を伝える

 

こういったルールを先に決めておき、

更には忘れても大丈夫なように

「紙に書いておく」事が大事です。

 

これで「提出物の存在を保護者が

必ず確認できる」状態が作れます。

 

伝えるのを忘れていても

親が気付きますから聞けばいい訳です。

 

とにかく「できない事」よりも

「徐々にできるようになる」事に

目を向けておきましょう。

 

■忘れ物対策3:絶対に忘れて困るものは滅多にない

三つ目は対策というよりも

保護者の心構えになります。

 

日本人はとにかく真面目なので

「忘れてしまった」という事を

恥じる傾向にあります。

 

ですが、忘れ物をしたからといって

取り返しのつかない事になる場合は

まずありません。

 

無いなら無いで何とでもなるもの、

遅れても大丈夫なものばかりです。

 

ですので、余り「忘れた」事を

深刻に捉えずに「どうすれば忘れなくなるかな、

思い出せるかな」とその解決策の方に

頭が向く様に気持ちを持っておきましょう。

 

ADHDの子供は別に悪気があって

忘れる訳ではありません。

 

ただ興味の無い事は

覚えておけないだけなのです。

 

それは小学校や中学校なら

誰もが持っている当たり前の事です。

 

ですので

「まぁ、子供なんてそんなものだよな」と

どっしりと構えておきましょう。

 

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ADHDの子供の二次障害について。どんな障害があってどのように対処していけばよい?

目安時間:約 5分

ADHDの症状は基本的には

「注意欠如」と「多動」の二つです。

 

それだけ見ていると元気が有り余っている子供、

という感じがするのですが、

社会生活においては時にそれが

人間関係における障害に

なってしまう場合があります。

 

特に集団生活においては

その問題が起こりやすいです。

 

そして人間関係で生まれた軋轢が

ADHDの子供に新たなストレスを

与えてADHDとは別の症状を

生み出してしまう事も多いです。

 

それが二次障害と呼ばれるものです。

 

ADHDで起こるとされる二次障害は

人間関係から生まれるものが多いです。

 

また発症年齢は小学校なら

中~高学年以上となります。

 

■ADHDの二次障害1:過剰な緊張

これはADHDの症状に対する周囲の

反応から引き起こされる事が多いです。

 

ADHDの子供は最初から

緊張している訳ではありません。

 

ですが周囲の人は「忘れないのが普通」と

考えている人たちばかりです。

 

そんな中で何か話す内容を忘れてしまった時、

周囲が「まだかなまだかな」と

待ち構えている状況になると

「思い出さないといけない」と

自分を追い詰めてしまいます。

 

その結果、何かを話す場において

「忘れるわけにはいかない」と

過剰に緊張してしまうようになります。

 

■ADHDの二次障害2:対人恐怖症

これは「注意欠如」による失敗を

何度か繰り返してしまう事で

起こりやすい二次障害です。

 

ADHDに理解のある人であれば

気にしない話ですが「また忘れた」

「忘れてばかりだ」と

責めるような対応を何度も

されてしまうと徐々に人と

向き合う事ができなくなってしまいます。

 

誰もが自分を責める訳ではないのに

「忘れたらまた責められる」

という不安が心を占拠してしまうのです。

 

■ADHDの二次障害3:不登校、引きこもり

先の項目で紹介していた「過剰な緊張」や

「対人恐怖症」などの二次障害が進んでいくと

「抑うつ感情」の発生に繋がってしまい、

最悪の場合は「不登校」

「引きこもり」の状態までが起こります。

 

これは明らかな「失敗体験」によって

自分で自分を追い込んで

しまっている状態です。

 

ここまで来るまでに色々な形で

傷ついているので

回復するまでには少し時間が

必要かもしれません。

 

■ADHDの二次障害を防ぐ為に必要な事

ADHDの二次障害を防ぐ為には

何が必要なのか。

 

それはADHDの子育てと同じ事です。

 

〇小さな成功体験を積み重ねる事
〇家族がその子を認める事で

 居場所を確立しておく事
〇子供が自分の特徴を理解しておく事

 

これだけで十分です。

 

誰もがADHDに理解を

示す訳ではありません。

 

理解をしてくれる人もいれば

してくれない人も出てきます。

 

どちらの人と関わったとしても

しっかり地に足をつけて

向き合える様になっていれば

二次障害は起こる理由が無くなります。

 

難しい書き方をしましたが、

要は「自己肯定感」を持った

子供にしておけば

二次障害なんて

吹き飛ばしてくれるという事です。

 

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ADHDの子供が寝ない時の対処法は?どんな方法がある?

目安時間:約 6分

ADHDの子供は時に睡眠障害に悩むことがあります。

 

身体は疲れているはずなのに元気いっぱいで全然眠ってくれる気配が無い。

 

 

大人が疲れている状況に元気の有り余った子供は手に余ります。

そんな時に保護者がまず検討すべき対処法について紹介をします。

 

■大前提:無理に寝かそうとしないこと

これはADHDに限る話では無いのですが、

とにかく寝かそうとする保護者がいます。

 

それは絶対にすべきではありません。

お互いに強いストレスがかかってしまうだけになります。

 

人間の身体は基本的には24時間周期の

概日リズムが設定されており、

そのリズムで睡眠欲求が生まれるようにできています。

 

ADHD特有の理由が隠れているかもしれませんが、

まずは一般的なリズムの崩れに対する対策を取るべきです。

ADHDを心配するのはその後でも十分遅くありません。

 

■考えるべき対処法1:運動不足の解消

「運動はしっかりしているはずなのに」こう感じる大人は多いですが、

子供にとってはまだまだ不足しているという事は良くあります。

 

子供は基本的に十分な運動をしていると

8時頃から瞼をこすり始めます。

 

エネルギーに満ち溢れた子供であっても

その貯蔵量は決して無限ではありません。

 

エネルギーに溢れた子供はその分エネルギーを

物凄い勢いで発散しています。

 

その発散の場をしっかり確保できているかどうかを見直しましょう。

 

昼寝をしていたからといって夜眠れない事はありません。

それは午後の運動が足りていないというだけなのです。

 

■考えるべき対処法2:起床時間の調整

中々寝てくれない理由の一つに概日リズムのスタートが

遅れているという事があります。

 

人間の身体は朝日を浴びて1日の体内時計をリセットしています。

 

朝日を浴びる時間が遅ければ遅い程に身体が

眠たくなるタイミングがどんどんズレていきます。

 

しっかり朝は7時~8時までに起きれているのか?

朝日をしっかり浴びているか?

 

その点をもう一度見直してみましょう。

 

■考えるべき対処法3:デジタル機器の使い方

私達人間は日が陰ると睡眠に向けて身体は落ち着きを見せ始めます。

 

身体の活動パターンが活発から穏やかなものへと移り変わるのです。

 

感覚的には突然眠気に襲われるという事もありますが、

実際にはスロープを降りるかのようになだらかに身体は変化しています。

 

そんな時にデジタル機器の強力な刺激を与えていませんか?

 

スマホやタブレット、テレビゲームなどを夕食後に使わせていませんか?

 

身体が落ち着こうとしているところに強すぎる刺激が伝わると

身体はびっくりしてしまい再び覚醒状態へと戻ります。

 

大人の不眠症の原因でもありますが、

これはADHDの子供にも当てはまる事なのです。

 

なるべく夕食後は家族全員がデジタルから

離れるように心がけてみましょう。

 

■まとめ:ADHDであってもなくても子供が眠れない理由は大して変わらない

ADHDだから睡眠障害が起こっているんだ、と

難しく考える保護者の方も多い様ですが気にする必要はありません。

 

多くの場合は眠れない主な理由は一般的な原因です。

 

今の時代は運動不足とデジタル機器の使い過ぎ、

起床時間の遅れなど全てが当てはまりやすいです。

 

子供の睡眠障害が気になる場合は、

一度自分の生活を変えてみて子供と一緒に過ごす時間を

余分に取ってみてください。

 

いつもより沢山話して、いつもより一緒に遊んで、

いつもより傍にいる。

 

それだけで気付けば子供がスヤスヤ寝ている事も

少なくありません。

 

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ADHDの子どもが嘘をつくときの対処法は?どんな風に接していったらいいの?

目安時間:約 5分

ADHDの子どもの症状の中に、

「嘘をつく」といった症状があることをご存知でしょうか?

 

また、ADHDの子どもを持つ親御さんは、

「どうしてうちの子は嘘をつくんだろう・・」なんて悩んではいませんか?

 

今回は子どものADHD症状の一つである「子どもの嘘」について詳しくご紹介。

どうして嘘をついてしまうのか?そもそも理由はあるのか?

 

また、子供が嘘をついてきた時の対処法などを

まとめてみましたので、さっそくご覧下さい。

 

【ADHDの子どもの嘘と対処法】

実はADHDの子どもの嘘には理由があるんです。

タイプ別にまとめてみましたので、①から見ていきましょう。

 

①妄想や願望などを事実のように話してしまう嘘

例えば、子どもは空想上のものやテレビなどのキャラクターなどを

好きになる傾向がありますよね。

 

絵本の主人公、アニメの主人公、

テレビゲームの登場人物などなど、

気に入るものは人それぞれですが、

ADHDの子どもは、こうあったらいいな、

と思う妄想や願望が、人に話す時には

事実のように話してしまうことがあります。

 

「学校帰りを歩いていたら、

ポケモンが現れたりしたらいいのになあ~」

 

これは子どもの願望に過ぎませんが、

ADHDの子どもはこれを誰かに話す時に、

 

「今日は学校帰りにポケモンが道に現れたよ。」

このように事実のように妄想を変換してしまったりするのです。

 

▼対処法

この場合、怒るという行為は極力しないであげて下さい。

 

あくまでも、「こうあったらいいのにな」という子どもの

可愛らしい願望や願いが、嘘へと変わってしまった結果に過ぎないからです。

 

「えーほんとー?!」などとリアクションを取ってあげたり、

真剣に話を聞いてあげたうえで、

指摘すべきことだと思う内容であれば、指摘してあげましょう。

 

②なにかを回避するためにつく嘘

これは、学校の先生や母親などから怒られることを

避けんとするばかりにとってしまう嘘です。

 

本当は違うのに、「僕じゃないよ」

「それは本当はこうだったんだよ」

などと作り話しをする子供もいます。

 

▼対処法

この場合、ただでさえ子どもは「今まさに怒られる・・」と

気持ちを落ち込ませているかと思います。

 

いきなり怒らずに、子どもがなぜ嘘をついてのか、

どうしてこういうことをしてしまったかなど、

子どもの気持ちや行動を読み取る努力が大切です。

 

まずは子どもの気持ちに共感してあげる、と共感してあげたうえで、

「いけなかったことはわかるよね?」と理解を求める。

 

ということが、子供に次回から嘘をつかせないことへも繋がっていきます。

 

③自分を気にかけてほしいがための嘘

一緒の空間にいる人が自分に注目してくれない時など、

自分に気を引こうとして、突拍子もない嘘を付くというケースがあります。

 

これは悪く言えば「かまってちゃん」ですが、

構ってもらえずに寂しいがためについてしまう嘘の可能性もあります。

 

▼対処法

この場合も、まず親御さんはその時の環境を瞬時に察知しましょう。

 

大人が多く集まっている席では、ついつい大人の会話に花が咲いてしまい、

子どもは構ってほしい気持ちが増して、

気を引こうと嘘を付く可能性があります。

 

ただし、そうでもなく一緒に向き合っているのに、

どんどんとふざけた嘘を付く、などという場合は、

相手にしてはいけません。

 

ただし、頭ごなしに怒ったり、

態度を極端に冷たくするなどといった接し方は避けて、

ガラっと話しを変えてみたりと、

その嘘を長引かせないようにしてあげて下さいね。


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カテゴリ:ADHDについて  [コメント:0]

ADHDの子どものわがままは発達障害のせい?発達障害とわがままの違いとは?

目安時間:約 5分

ADHDとは多動性注意欠陥症のことであり、

脳の一種の障害であることを言います。

 

ADHDには様々な特徴があり、親からしても周りからしても、

その症状が一概にADHDからくるものなのか、

はたまた単なるわがままなのかと、

なかなか区別がつかずに接し方に困惑されることも少なくありません。

 

そこで今回は、そんなADHDの子どもの症状と

わがままの線引きや対処法などについて詳しくまとめてみましたので、

さっそくご覧ください。

 

【ADHD症状の特徴とは?】

 

まず、ADHDの症状にはどういったものがあるのか見てみましょう。

 

・注意力の低下

・忘れ物が多い

・不注意による様々なミス

・大きな声をあげたり、必要以上な発言をする

・気に入らないことがあると、暴力的になったりする

・席をすぐに立つ

・授業中など、静かなところでじっとしていられない

・欲しいものが手に入らないと、場所を問わず暴れることがある

 

【ADHDとわがままの境界線は?】

 

上記のように、ADHDには様々な特徴があります。

 

忘れ物や不注意などに関しては「わがまま」と結びつけることはありませんが、

思い通りにならないことで騒いでしまうなどの行動は、

果たしてADHD症状なのか、

それとも単に子どものわがままなのか?ちょっと疑問ですよね。

 

実はADHDとわがままによる行動の線引きは非常に難しく、

 

ADHDは脳の情報伝達などがスムーズにいかずに、

頭の中が様々なことを処理しきれずにそれが症状として現れます。

 

しかし、脳内のメカニズムがわかっていたとしても、

目に見て現れる行動はADHDもわがままも紙一重。

 

大切なのは、どこからがADHDでどこからがわがままか、

などと線引きをすることよりも、

両親や周りの方の接し方、捉え方だという意見が多いようです。

 

そうは言っても、その接し方に奮闘する人が多いのが事実。

 

そこで、ADHDの子どもへの対処法などを以下まとめてみましたので、

参考になさって下さい。

 

【ADHDやわがままへの対処法】

 

ADHDもしくはわがまま行動の対処法として大切なことは、

その子の日ごろの行動が具体的にどういったものなのかを大きく知ることです。

 

この子の行動のベースさえわかってこれば、

対処が大いにしやすくなりますよ。

 

  • 褒めて伸ばしていく

ADHDやわがままを言う子にとって、

「叱る」「怒る」というのはむしろ逆効果です。

 

 

叱る時は冷静に、また、些細なことでもクリア出来た事があれば

大袈裟なくらいに褒めてあげてください。

 

  • 1日の決め事を作ってあげる

その子の中で、1日のルールのようなものを作ってみるのも良い方法です。

 

そのルールが守れて、なおかつ褒められることで、

その子の中でルールが当たり前の事となり、

物事の分別がつきやすくなります。

 

  • ONとOFFをしっかりと

ご飯を食べながらテレビ・宿題をしながら周りに漫画があるなどの

二重行動になるようなことを避けて、やるべきことがあればそれのみに

向かえる体勢にしてあげましょう。

 

ON・OFFがしっかりすることで、頭の中が整理整頓しやすくなるため、

良い・悪いの分別をつけるのにも良いトレーニングとなりますよ。


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