ADHDの子供の人間関係はどういう風に築いていくべき?

目安時間:約 5分

ADHDで最も社会生活上で障害となるのは

「人間関係」です。

 

小さな年齢の時はコミュニケーションを

取るにしてもお互いに求めるものは

それ程多くありません。

 

些細な事も気にする事もありません。

 

お互いが子供ですから

「感情をぶつけあう」事だって

普通にあるからです。

 

嫌な事があっても

「ごめんね」「いいよ」で

まとまってしまう世界です。

 

今回はADHDの子供(主に低学年)が

人間関係を築いていく為に

必要な事を紹介します。

 

■大前提:努力なしで作れる・維持できるとは思わない事

 

ADHDの特徴は人間関係を構築する、

円滑にする、維持をするという目的に

対して非常に相性が悪いです。

 

これは認めたくなくても

認めなくてはいけません。

 

「そういうものだ」という前提条件を

受け入れない事には

ADHDを持ちながら人間関係を

構築・維持させるのは難しいです。

 

■ADHDで人間関係を作るコツ1:相手に過剰な理解を求めない

「ADHDを理解して欲しい」

これはADHD患者、

その保護者の切なる願いです。

 

ですがそれを過剰に相手に

期待するのは間違いです。

 

そこまでして相手が

関わる理由が無いのですから。

 

ADHDは病気というより個性と捉えて、

自分の個性を理解してそれを

うまくコントロールできるように

なりましょう。

 

「相手に理解を求めて自分の個性を押し付ける」

という形は只の無理強いです。

 

それではただの自分勝手にしかなりません。

 

ただし、ある程度の理解は

してもらうべきです。

 

「忘れっぽいんだけど、

そういう病気みたい」

 

と深刻にならない形で

「そういう個性」と

認識されやすい形で

伝えておきましょう。

 

■ADHDで人間関係を作るコツ2:引っ張るより支える

ADHDを持っている場合は

集団を統率するタイプには

向いていません。

 

支える側に回る方が適切です。

 

リーダーや集団の仲間が

「やっぱりお前が居ないとな」

と言ってもらえるような

自分の立ち位置を作りましょう。

 

これは決して「へつらう」

という事でも

「従う」という事でもありません。

 

集団の中で

「代わりのいない」存在に

なろうという事です。

 

それは関心がある事には

エネルギーが無尽蔵に

沸くADHDの特徴に

あてはまるものです。

 

「〇〇に関してはこいつしかいない」

そう皆が思ってくれたら

もうその居場所は揺るぎません。

 

ADHDの症状なんて関係ないのです。

 

■結論:ADHDがあろうとなかろうと人間関係の構築は余り変わらない

保護者は大人なので人間関係の構築を

難しく考えてしまいますが、

子供の世界はとてもわかりやすいものです。

 

一緒にいて「楽しいか否か」

そして「何か凄い」と

思えるものがあるかどうか。

それだけで人間関係は育っていきます。

 

そして仮にうまくいかなかったからといって

「もう駄目だ」と落ち込まない事。

 

そういう時もあるという心の余裕を

持っておくことが大事です。

 

ADHDがなくても仲良くなれる子と

なれない子が実際にいるのですから。


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